「嬉しかった言葉」
今週のお題特別編「嬉しかった言葉」
〈春のブログキャンペーン ファイナル〉
「ありがとう」という言葉につきるでしょう。
大したことしていないのに言われると、はずかしかったり、うれしかったり。
昨年末まで務めたパート先で、辞めることを早くお伝えしなくてはならないのに、
ほぼ私と互い違いに勤務しているため、なかなかお話しできない上司がいて、
仕方なく手紙を書いて机に置きました。
私の親、と言ってもおかしくないぐらいの大先輩で、
でも偉そうなところは一切なく、時間が空いているときも何かと調べては、メモを取られていました。
「だから、今まで仕事を続けられるんだな」と感心するばかりでした。
最後に一緒に仕事をする、という日に手紙のお返事を頂戴しました。
え、そんなことありましたっけ?そういえば、そんなこと言いましたね・・・
ということを覚えてくださっていて、
「いろいろ助言や勇気づけていただき、本当にありがとう」と書いてくださっているのですが、
よく考えずに思ったこと口走って、失礼なこと言ったんだろうなと、反省するやら恥ずかしいやら。
いつも話しかけるとニコニコ素敵な笑顔で話を聞いてくださったけど、
複雑な思いをぐっと堪えて、黙々と仕事をされていたんだな、
と、読み返して今ようやくジワジワわかってきました。
いつもまじめに仕事に取組み、いつも暖かく見守ってくれて、
「いくつになってもこんな人間にはなれそうにないな」という方が、
わざわざお返事をくださり、「ありがとう」と書いてくださったのだから、
素直に喜びましょう。